Hokko Chemical

EFFORTS FOR
DISASTER PREVENTION
[ 防災への取り組み ]

[ 安全防災方針 ]

「無事故・無災害の安定操業」を達成し継続させるために安全防災方針を設定する。

  • )安全最優先を徹底し、無事故・無災害の操業を続け、従業員と地域社会の安全を確保する。
  • )関係法令及び、社内ルール等を順守し、安全・衛生の確保に努める。
  • )安全・衛生に関する教育、啓蒙活動を継続的に実施し、従業員の安全意識の向上に努める。
  • )危険源の特定や予防措置活動を通してリスクの低減を図り、安全で快適な職場環境をつくる。
  • )予防保全、防災管理の体制を整備し、非常事態を予防し、発生時の被害を極小化する。
  • )安全・衛生・防災教育、訓練の充実を図り、事故・災害時に『動ける』体制を図る。
[ 防災体制 ]

当社は、此花区の面積の三分の一を占める事業所が共同で運営する大阪北港地区共同防災組合に加入し、海上、陸上での防災体制を整え、年に二回の合同防災訓練を実施しています。

[ 防災訓練 ]

従業員の防災意識の更なる高揚を図り、従来実施してきた初期消火活動を中心とした合同防災訓練に加え、今後30年以内に70%以上の確率で発生すると言われている南海トラフ地震による津波浸水を想定したタンク閉鎖訓練および避難訓練を実施しました。

[ 一次救命処置講習 ]

従業員による迅速な一次救命処置が行えるよう、大阪市消防局此花消防署の方を講師としてお招きし、救命処置手順、胸骨圧迫による心肺蘇生法やAED使用法について講習会を実施しました。

[ タンク漏洩対応訓練 ]

当社は、原料保管用タンクや、溶剤製造に使用する混合タンクなど、多数の液体タンクを保有しております。
従業員のタンク漏洩被害に対する意識向上、漏洩時の迅速な対応が行えるよう、タンク漏洩を想定した訓練を実施しました。

※実際の漏洩を想定し、「水」を使用した訓練を行っております。
[ 消防功績顕彰 ]

2020年7月16日、大阪市此花区において塗料・インキ用シンナーの製造・販売等を行う当社の北港油槽所が、大阪市消防局此花消防署および此花区自衛消防協議会総会より消防功績顕彰を受けました。

北港油槽所は、化学原料用液体石油化学製品を貯蔵するタンクターミナルとして1959年に開設されました。1970年、双日(当時・日商岩井)が90%、関西ペイントが10%を出資して設立された当社が、管理運営を双日から受託。無事故・無災害の安定操業のために、海上および陸上での防災体制を整え、従業員の防災意識の高揚を図るとともに、定期的な防災訓練を行うなど、防災と安全管理に取り組んできました。この長年にわたる防災のための取り組みが評価され、消防功績顕彰を受けることとなりました。


(左から)大塚 佳永 取締役、甲斐 武 此花消防署 副署長 消防司令長、谷口 俊也 社長、中野 克晃 管理部副部長

新型コロナウイルスの影響により、此花区自衛消防協議会において行われる表彰式は中止となりましたが、此花消防署・甲斐 副署長により、北港油槽所に表彰状が届けられました。